- 2021/04/06 掲載
米KKRが1.6兆円ファンド=アジア最大級、対日投資も加速
米大手投資会社KKRは6日、アジア太平洋地域の企業・事業買収を対象とする総額150億ドル(1.65兆円)のファンドを設定したと発表した。KKRによる同地域対象ファンドとして最大規模となる。日本の製造業、サービス業などにも積極的に投資する構え。投資ファンドを触媒役に、再編の動きが活発化しそうだ。
国内では、大企業が成長分野に経営資源を集中するため、非中核事業を売却する動きが目立つ。米投資大手のブラックストーン・グループは3月に武田薬品工業から「アリナミン」を手掛ける大衆薬部門を買収。KKRも新ファンドの資金を使い、同様の投資を拡大させるとみられる。
【時事通信社】
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