- 2021/04/07 掲載
従来型発電、再生可能エネルギー事業よりも高賃金=調査
この調査は、調査会社BWリサーチ・パートナーシップと米エネルギー当局者らの団体、およびシンクタンクのエナジー・フューチャーズ・イニシアティブが共同で実施した。
それによると、エネルギー関連の職業の時給は約25.60ドルで、全国の時給の中央値19.14ドルよりも34%高かった。
ただ、エネルギー業界の中でも大きな格差がみられた。
原子力、送配電、天然ガス、石炭の労働者の時給の中央値は、この調査で分析した10種のエネルギー産業の中でも最も高く、上は原子力の39.19ドル、下は石炭の28.69ドルなどとなった。
一方、風力発電と太陽光発電は、時給の中央値がそれぞれ25.95ドル、24.48ドルだった。
建設業や製造業の職種が多い部門は、公益事業部門の職種よりも賃金が低い傾向にあることもわかった。これは公共事業部門で労働組合の組織率が高いためという。
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