- 2021/04/12 掲載
フェイスブックの求人広告表示、性別による歪みが存在=調査
南カリフォルニア大学の研究者がまとめたもので、3件のうち1件で同様の結果が得られた。フェイスブックはインスタカートのデリバリーの求人広告を女性が多いオーディエンスを対象とする一方、ドミノピザのデリバリーの広告は男性を意識していた。
インスタカートのドライバーのほとんどは女性で、ドミノピザは男性が多い。
対照的に、マイクロソフトのリンクトインでは、ドミノピザのデリバリーの求人広告は男女ほぼ同じ割合で掲示されていた。インスタカートの広告も同様だった。
調査は「フェイスブックの求人広告の掲載は、法的に許容される範囲を超えて、性別で歪められている可能性がある」と指摘した。フェイスブックのアルゴリズムが差別禁止法に違反しているとの議論を後押しする内容となったとしている。
フェイスブックの広報担当者は、同社は最も興味を持っていそうな人々に広告を提示するよう努めているが、調査で指摘された懸念は理解している」と述べた。
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