- 2025/05/09 掲載
米消費者のインフレ期待まちまち、財政見通し悪化=NY連銀4月調査
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が8日発表した4月の消費者調査によると、インフレ期待についてまちまちの見方が示された一方、現在および将来の財政状況や将来の所得と収入に対する見方が悪化した。
消費者は所得と収入の伸びが前月に比べて鈍化し、失業率が上昇し、職探しが困難になると予想。一方、家計消費支出の伸び見通しは前月から上昇した。
インフレ期待はまちまちで、1年先のインフレ率は3.6%と前月から横ばいだったものの、3年先のインフレ率は3.2%(前月3.0%)と上昇し、2022年7月以来の高水準となった。5年先は2.7%。前月は2.9%だった。
調査によると、家賃、ガソリン代、大学費用の伸びが加速すると予想されており、1年先の住宅価格の伸び予想は3.3%と、前月の3%から上昇した。
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