• 2021/04/13 掲載

ロイター次期編集主幹にガロニ氏、170年間で初の女性

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[12日 ロイター] - ロイターニュースは今月で退職するスティーブ・アドラー編集主幹の後任に上級編集者のアレッサンドラ・ガロニ氏を充てる人事を発表した。170年続くロイターの歴史で初めて女性が編集主幹となる。

ガロニ氏(47)はイタリア・ローマ生まれで、4つの言語を話す。グローバル・マネージング・エディターとして世界200拠点の記者を統括してきた。ロイターのイタリア語ニュースサービスでキャリアを開始し、その後は約13年間、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)で経済・企業ニュースの記者と編集者として経験を積み、2013年にロイターに復帰した。今月19日に就任する。

ガロニ氏は発表文で「ロイターは170年にわたり独立し、信頼できる国際報道の基準を打ち立ててきた」とし、「有能で献身的かつ人の心を動かすジャーナリストを多数擁する世界クラスの報道機関を率いることができるのは光栄だ」とコメントした。

ロイターニュースは2008年以降、トムソン・ロイターの傘下にあり、全体の売上高の約10%を占めている。利益を出しているものの、アナリストによると、親会社の増収率や利益率を圧迫する要因になっている。

バンク・オブ・アメリカのアナリスト、ゲイリー・ビスビー氏はロイターニュースは今後もトムソン・ロイターの業績の伸びを圧迫する要因になると予想。ただ、他の部門は急速に成長しており、徐々にニュース部門の下押し圧力も消えるだろうと分析した。

トムソン・ロイターのスティーブ・ハスカー最高経営責任者(CEO)は、同社は「ロイターニュースの将来にコミットしている」とコメント。「当社の重要な一部で、顧客基盤全体に価値を認められている。ここ1年に公平で独立した国際ジャーナリズムの価値が証明されたのは疑いようがない」と述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます