- 2021/04/15 掲載
カゴメ、新疆産トマト使用停止=人権問題考慮
カゴメが、中国の新疆ウイグル自治区で生産されたトマト加工品の使用を2021年中に終了することが15日、分かった。品質や調達の安定性、コストなどの観点に加え、少数民族への人権侵害をめぐる国際的な批判を考慮し、総合的に判断したという。
同社はペースト状に加工されたトマトをウイグル自治区から輸入し、ソース類の原料として使用してきた。ただ、ここ数年は調達量全体の1%程度に減っており、20年産を最後に輸入を取りやめた。在庫は年内になくなる見込み。
これまで調達した分については、「人権侵害が行われている環境で作られたものではないと確認している」(広報)という。
【時事通信社】
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