- 2021/04/21 掲載
東北大学など、細胞のタンパク質品質管理機構に関する新たな知見を発表
構造情報から二量体を形成できない変異型P5を作製したところ、P5自体の立体構造が不安定化し小胞体ストレスセンサーの制御能が低下しました。加えて、カルシウムによるP5のタンパク質凝集抑制機能(分子シャペロン(注6)活性)の制御が低下することも明らかとなりました。これらの結果から、P5が十分に機能を発揮するには二量体構造が重要であることが解明され、本成果は医学的にも重要な知見をもたらします。
本研究成果は、2021年4月14日16時(米国時間)に「Structure」誌のオンライン速報版で公開されました。
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