- 2021/04/22 掲載
楽天コミュニケーションズ、クラウドサービス「あんしんHACCP」の提供を開始
「あんしん HACCP」は、厚生労働省の定める「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の手引書」を参考に設計しており、HACCP(注2)に沿った衛生管理方法の設計、運用をサポートするクラウドサービスです。主な特徴は以下のとおりです。
■「あんしん HACCP」の特徴
1.標準搭載テンプレートを活用することで、衛生管理計画の作成や、記録の煩雑さの解消を実現。
2.スマートフォン・タブレット用の専用アプリを用意。日々の店舗での記録を簡略化、複数店舗の一元管理も可能。
3.定期的な室内換気や清掃、消毒等、新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策の基本となる項目を日々確認、記録可能。
楽天コミュニケーションズは、2021年6月に、国際標準であるHACCPに沿った衛生管理が原則すべての食品等事業者へ義務化される改正食品衛生法の完全施行に向けて、飲食店等の支援を強化していきます。本サービスも将来的に、機能の拡張も視野に入れており、冷蔵庫の庫内温度を測るIoT温度センサーとの連携等を検討していく予定です。
なお、本サービスの食品等事業者への販売は、ソリューション事業者との協業を通じて行います。第一弾として、楽天コミュニケーションズは、衛生管理の世界的リーディングカンパニーEcolab Inc.の日本法人であるエコラボ合同会社(本社:東京都中央区、代表:下元 紳志)と協働し、本日よりサービスの提供を開始します。
楽天コミュニケーションズは今後も、食品取扱事業者の衛生管理対策の一助となれるよう「あんしん HACCP」のサービス向上に努めてまいります。
(注1) 楽天コミュニケーションズの公式サイトを通じて、2021年4月22日より申し込みを受け付けます。
https://comm.rakuten.co.jp/houjin/haccp/
(注2) Hazard Analysis and Critical Control Pointの略称で、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。(出典:厚生労働省)
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