- 2021/05/07 掲載
米モデルナ、通期売上高予想引き上げ 第1四半期は予想下回る
第1・四半期の総売上高は19億4000万ドルで、前年同期から約230倍増加。ワクチンの売上高は17億ドルで、1億0200万回分を販売した。
1株当たり利益は2.84ドルだった。同社がコロナワクチン販売による利益を計上するのは初めて。
リフィニティブの予想によると、売上高は20億4000万ドル、利益は1株当たりは2.39ドルだった。
また、22年にはワクチン生産が30億回分に増加すると予想。各国のワクチン備蓄やワクチン効果を高める「ブースター」の契約需要を見込んだ。
モデルナは5日、同社の新型コロナワクチンか、南アフリカ型変異株に対応する新ワクチン候補のいずれかを3回目として接種する臨床試験(治験)で、南ア型やブラジル型の変異株に対する抗体の増加を示す暫定データが得られたと発表した。
また、6日には12─17歳の子どもを対象とした初期の治験で、96%の有効性を示したと明らかにした。
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