- 2021/06/16 掲載
株価1万円、「支援のたまもの」=総会でトヨタ社長
トヨタ自動車は16日、愛知県豊田市の本社で株主総会を開いた。前日に同社の株価が1949年の上場以来初めて1万円台に乗せたことについて、豊田章男社長は「長年の株主の支援のたまものだ」と強調。2009年の就任以降、株主の資産を増やしただけでなく、雇用、納税面でも貢献した実績をアピールした。
株主からは、脱炭素化の流れを受けた電動車戦略について質問があり、前田昌彦執行役員が「いろいろな選択肢をフルラインアップで提供するのが一番いい」と回答。電気自動車(EV)に絞らず、ハイブリッド車、燃料電池車なども含む多様な電動車を幅広くそろえる「全方位」の戦略に理解を求めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕トヨタ自動車の株主総会の会場入り口で検温を受ける株主=16日午前、愛知県豊田市の同社本社
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