- 2021/06/30 掲載
旭化成建材、「在宅勤務経験者の住まいと暮らしの意識・実態」の調査結果を発表
本調査は、首都圏にお住まいの2021年1月~2月に自身が在宅勤務をした人を対象に、「在宅勤務」および「家族や自分時間の過ごし方」、「室内環境に関する意識や満足度」について、2021年3月に実施しました。
■調査結果のトピックス
1.在宅勤務環境に対する満足度と継続意向
・在宅勤務経験者の在宅勤務環境に対する満足度(「大変満足」「満足」)は40%前後で、温熱性能の高い住まいに住んでいる人ほど在宅勤務環境に満足しており、その割合は約60%。
・共働き夫婦の在宅勤務経験者で、新型コロナウイルス収束後も週の半分以上の在宅勤務をしたい人は76.4%で前回調査を上回る。
2.時間の使い方の変化
・新型コロナウイルス感染拡大前と比較して、「仕事・家族・自分時間のバランス」に変化があったのは61.2%。
・「自分が好きに使える時間」が増えた人は、66.6%。「家族と一緒に過ごす時間」が良くなった人は、50.6%。
3.気持ちの配分の理想と現状
・自身の気持ち(仕事・家族・自分・社会)の配分には、現状と理想にギャップあり。
・男性は現状よりも「仕事」を減らして「家族・家庭」、「自分」を増やしたい、女性は現状よりも「仕事」と「家族・家庭」を減らして「自分」を増やしたい傾向にある。
4.在宅勤務の場所と家族との距離
・在宅勤務をする理想の場所は、男性は「個室の書斎」、女性は「リビング・ダイニング」が最も多い。
・在宅勤務をしている場所が「個室」派の方が「共有スペース」派よりも、在宅勤務環境に対する満足度が高い。
・在宅勤務時の家族との望ましい距離で最も多かったのは、「個室」派は3.0m、「共有スペース」派は2.0m。
調査結果の詳細は「別紙『調査報告書』」をご参照ください。(https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2021/ip4ep30000002u2z-att/co210630_01.pdf)
※1 2020年9月調査と今回調査の対象者条件を揃え、関東1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)にお住まいの共働き夫婦で本人が在宅勤務実施者(戸建住宅・マンション居住者)を対象に比較。
※2 快適空間研究所
1)名称:旭化成建材株式会社 快適空間研究所
2)所在地:東京都千代田区神田神保町1丁目105番地 神保町三井ビルディング
3)設立:2014年4月
4)所長:白石 真二
5)目的:良質な空間を実現するための情報収集と分析及びそれらの結果を踏まえたコンセプト開発、マーケティング活動。
①一戸建の温熱環境と生活実態の把握による居住空間での温熱環境ニーズの発掘②活動方針に共感いただける社外の関連企業、大学等の研究機関、行政、生活者等との共創③研究成果の社会や生活者への情報発信と断熱事業へのフィードバック
※3「“共働き夫婦 在宅勤務経験者”の住まいと暮らしの意識・実態」調査結果について(2021年1月21日) 首都圏と関西圏の戸建住宅にお住まいの“共働き夫婦”で、2020年6月以降も在宅勤務をしたことがある人を対象にした調査(https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2020/co210121.html)
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