- 2021/07/01 掲載
東陽テクニカ、「mediCAD」シリーズ新バージョン発売
「mediCAD」シリーズは、整形外科の術前計画を支援するソフトウェアツールとして豊富な機能を備え2019年11月に国内販売を開始、日本を含め世界の医療施設で20,000人以上の医療従事者に使用されています。このたび発売する新バージョンでは膝周囲骨切り術の術前計画に特化した機能を追加、より多くの症例に対応できるようになりました。
【製品概要】
~人工関節置換術や骨切り術など複雑な術前計画をサポートする豊富な機能を搭載~
「mediCAD」シリーズはチュートリアル動画に従うだけで、人工関節置換術や骨切り術などの術前計画ワークフローに沿ったプランニングができるソフトウェアツールです。人工関節置換術のプランニングでは、100社以上のインプラントメーカーの人工関節テンプレートデータに対応したライブラリから即座に目的のデータを選択することができます。さらに複雑な計測結果を表示するための特殊計測ツールや、CT画像を使用し3次元でより精緻なプランニングを実現する3Dモジュール、2次元情報のX線画像と3次元情報のCT画像とを融合する2D-3Dハイブリッドプランニング機能など、複雑なプランニングをサポートする豊富な機能を備えています。また、東陽テクニカは院内システム(画像サーバー)における他社メーカーとの連携についても多くの実績があり、「mediCAD」導入後の既存院内システムとの連携もスムーズに行えます。
~膝周囲骨切り術に特化した新機能を搭載し、より多くの症例に対応~
新バージョンの一つには膝周囲骨切り術に特化した機能を搭載しています。膝周囲骨切り術は手術件数の増加に伴いその症例に応じてさまざまな術式が開発されています。
「mediCAD」はそれらの術前計画に対応しており、本バージョンではさらにDouble Level Osteotomy(※1)シミュレーション時に必要な骨切りヒンジポイントの位置情報表示や骨切り回転時の角度指定などの機能を追加しました。より多くの症例に対し迅速かつ正確な術前計画を実現します。
※1 膝周囲骨切り術の一つ。大腿骨顆上骨切り術と高位脛骨骨切り術を組み合わせたもの。
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