- 2021/07/01 掲載
三井住友建設、タワークレーン運転支援システムの開発に着手
本システムは、クラウド上に構築した当社の施工情報システム(※1)とIHIおよびIUKのクレーン自動化技術を連携させて、従来、現場単位で計画して手動で行っていたタワークレーンの操作を支援するものです。
(※1) BIM施工データ、プレキャスト(PCa)部材データ、作業工程データを統合して一元管理するシステム
■システムの概要
本システムは、クラウド上で統合したデータを活用して、PCa部材の荷取場から取付位置までの最適な揚重経路の自動生成と、取付位置上空までの自動誘導によってオペレータの運転操作を支援するものです。
具体的な流れは次のとおりです。
1. クラウド上の施工情報システムに、BIMデータを基にした施工計画情報(PCa部材情報、取付位置や順序など)を登録。
2. 現場に搬入されたPCa部材に貼付されたRFIDタグ(※2)を読み取って自動判別。
(※2) PCa製造工場で導入する出荷工程管理システム「PATRAC-DL」で管理
IoTを活用した次世代PCa生産管理システム「PATRAC」の開発に着手(2018年12月18日リリース)( https://www.smcon.co.jp/topics/2018/12181300)
3. 施工計画に基づきクレーン自動誘導システムが最適な揚重経路を自動生成し、オペレータがモニターで確認、PCa部材の荷取場から設置位置上空まで自動誘導。
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