- 2021/07/16 掲載
堂島商取、コメ先物の本上場を申請=農水省が可否判断へ
大阪堂島商品取引所は16日、主力のコメ先物取引について、常設市場にする本上場を農林水産省に認可申請した。コメ先物は現在、期間限定で試験的に上場されており、農水省はその期限を迎える8月7日までに可否を判断する。
コメ先物は2011年8月に2年の期限付きで始まった。しかし、コメの生産・流通に圧倒的な影響力を持つJAグループが参加を見送ったことなどから、出来高が低迷。本上場を実現できないまま、試験上場期間を4度も延長する異例の事態になっている。
堂島商取の経営状況も悪化したが、今年4月には株式会社に移行し、主要株主になったSBIホールディングスが再建を支援。コメ先物の出来高は最近、増加傾向にある。
【時事通信社】
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