- 2021/07/16 掲載
電動化前倒しも=EU規制強化で―三部ホンダ社長
ホンダの三部敏宏社長は16日、2040年に世界で販売する全ての新車を電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)とする計画について、前倒しする可能性を示唆した。欧州連合(EU)などで環境規制が強化されており、「妥当性は検証しながら、必要であれば修正する」と語った。
東京都内で時事通信などの取材に応じた。ホンダは4月に電動化計画を公表したばかり。EUは14日、35年にエンジン搭載車の新車販売を禁止する方針を示し、カナダでもエンジン車販売ができなくなる。ホンダは35年時点で先進国でのEV・FCV販売割合を8割にする計画。三部氏は「日を追うごとに(規制が)前倒しになっている。国際的に合わせないと商売ができない」との認識を示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じるホンダの三部敏宏社長=16日午前、東京都港区
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