- 2021/07/20 掲載
UBS、第2四半期は62.8%増益 富裕層向け資産運用好調
同行がまとめたアナリスト20人による純利益予想は13億4000万ドルだった。
ラルフ・ハマーズ最高経営責任者(CEO)は発表文で「第2・四半期の伸びはパンデミック(世界的大流行)期間を通じてわれわれが築き、強化してきた(顧客との)関係に支えられた」と説明。全ての事業部門と地域が成長に寄与したとし、「戦略的選択・構想が報われた」と指摘した。
手数料収入につながる顧客資金の新たな流入額は250億ドル。力強い市場と相まって、グローバルウェルスマネジメント事業の運用資産額は前期比4%増の3兆2000億ドルとなった。
富裕層および超富裕層の顧客取引も引き続き堅調で、主力事業の税引き前利益は47%増。融資の拡大も金利低下による純金利収入の押し下げ効果を相殺するのに寄与した。
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