- 2021/07/27 掲載
風化と新「安全神話」に懸念=東電福島事故10年で特集―原子力白書
内閣府の原子力委員会は27日、2020年度版の原子力白書をまとめた。東京電力福島第1原発事故からの10年を振り返る特集を冒頭に掲載。原子力災害の記憶と教訓の風化や原発の「新たな安全神話」誕生に懸念を示した。
特集はその上で、全ての原子力関係者に対し、「記憶と教訓を風化させずに、次世代に確実に引き継ぐこと」、「安全確保や信頼構築の取り組みに終わりはないこと」を肝に銘じるよう求めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕壁面が吹き飛んだ東京電力福島第1原子力発電所4号機=2012年2月、福島県大熊町
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