- 2021/07/27 掲載
ウナギ養殖、上限据え置き=年内に科学者会合―日韓台で協議
日本と韓国、台湾は27日、絶滅危惧種のニホンウナギの資源管理をめぐり、非公式協議を行った。各国・地域は2014年に決定した、養殖に使われる稚魚シラスウナギの上限量を据え置くことで合意。また、持続可能な利用に向け、年内に科学者会合を開催する方針を決めた。
協議は6月4日から7月27日まで2カ月近く行った。ニホンウナギの養殖は、天然のシラスウナギを捕り、池で育てる。近年は不漁が続き、主要産地である日韓台および中国は、資源保護に向けて協力を進めてきた。中国は18年以降協議への参加を見送っている。
【時事通信社】 〔写真説明〕台湾などから輸入されたウナギ=2017年7月、成田空港
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