• 2021/08/06 掲載

米ボーイング、ベンチャーキャピタル部門をスピンオフへ

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[5日 ロイター] - 米航空宇宙大手ボーイングは5日、ベンチャーキャピタル部門のホライゾンXをスピンオフする計画を発表した。航空宇宙に特化した米プライベートエクイティ企業のAEインダストリアル・パートナーズ(AEI)と提携し、より大きな投資ファンドを構築する。

関係筋によると、ホライゾンXの評価額は数百万ドルとみられる。

AEIとの提携により、ボーイングは10社以上に投資するホライゾンXの事業拡大を支える負担を緩和できる一方、ファンドの出資企業の技術に優先的にアクセスできるようになり、使える技術が増える。

AEIはボーイングとの合意に基づき、ホライゾンXに新たに出資する。関係者によると、スピンオフ後に新設する投資ファンドの名称は「AE ホライゾンX」の予定で、ボーイングは同ファンドの過半数の持ち分を保有する戦略的投資家となる。その後に新設されるファンドについてはより小規模の持ち分を保有し続けるという。

ボーイングのマーク・アレン最高戦略責任者(CSO)は声明で、「AEIや将来的なパートナーとの提携でわれわれの投資家基盤が広がり、ホライゾンXの迅速な投資を可能にし、ボーイングはこの提携を通じて社外の技術にかつてないほどアクセスできるようになる」と説明した。

ボーイングは2017年にホライゾンXを設立。社内のベンチャーファンドを通じて技術開発に取り組む数少ない航空宇宙企業の一つだった。だが、専門家の間では、技術革新に必要な時間と資金が増える中で従来型の航空宇宙企業がそれを提供し続ける能力を疑問視する声があった。また、同社は主力機「737MAX」の運航停止と新型コロナウイルス禍に伴う多額の債務にも直面している。

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