- 2021/08/09 掲載
サウジアラムコ、第2四半期は大幅増益 原油価格・需要が回復
アラムコは、世界的な新型コロナウイルス関連の制限緩和やワクチン接種、景気刺激策、主要市場での経済活動加速が業績の追い風になったと指摘した。
純利益は954億7000万リヤル(254億6000万ドル)。前年同期は246億2000万リヤル、アナリスト予想は232億ドルだった。
ナサール最高経営責任者(CEO)は声明で「第2・四半期決算は世界的なエネルギー需要の力強い回復を反映した。世界的な回復が勢いを増す中、当社はより強く柔軟な状態で下期に入っている」とした。
決算会見では、世界の石油需要が年内に日量9900万バレル、来年には同1億バレルに達するとの見方を示した。
第2・四半期の配当は188億ドル。自社見通しに沿った水準となった。
設備投資は75億ドルで、前年同期比20%増加した。
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