- 2021/08/11 掲載
独、ECB資産購入策に関連する欧州委の法的措置拒否=政府書簡
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は6月、ECBの資産買い入れプログラムについて独連邦憲法裁判所が欧州司法裁判所(ECJ)の判断に異議を唱えたことを巡り、同国に対し法的措置を開始すると発表。欧州委報道官は「EU法は加盟国の国内法に優先する」とし、独連邦憲法裁の判断はEU法の基本理念に反し、EU法の整合性を脅かしかねないと述べていた。
ドイツは欧州委宛の書簡で、独裁判所はEUの法律に基づき判断を下したと主張。理解を深めるため、EU加盟各国の憲法裁判所とECJの対話の場を設けることを提案した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR