- 2021/08/25 掲載
中国チャルコ、上期利益が07年以来の高水準 アルミ高寄与
純利益は30億7500万元(4億7500万ドル)。新型コロナウイルスの感染拡大で利益が小幅にとどまった前年同期から8511%増加した。
リフィニティブのEikonデータによると、半期の純利益としては07年下期以来の高水準となる。また、第2・四半期の純利益は21億1000万元だったとみられ、四半期ベースでも13年第4・四半期以来の高水準を記録した。
チャルコは主力製品の価格上昇が大幅増益の主な要因としている。
上期の売上高は43.6%増の1207億4000万元。上海市場のアルミ価格は平均で前年比24.8%上昇した。国内市場のアルミナ(アルミニウムの原料)価格も2.9%上昇。チャルコは両コモディティーの生産を拡大した。
一次アルミニウムの生産は前年同期比5.5%増の196万トンとなり、ロシアの同業ルサールの186万8000トンを上回った。
アルミナの生産は14.3%増の825万トンだった。
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