- 2021/09/01 掲載
シンガポール取引所、SPAC上場規制緩和を検討=関係筋
2人の関係者によるとSGXは、SPACの市場価値を最低3億シンガポールドル(2億2320万米ドル)とする案と、新株予約権(ワラント)と原株を切り離すことができないとする案について、緩和を検討している。
SGXは、高成長が見込める企業の大型上場案件獲得に苦慮している。また、東南アジアのスタートアップ企業の間では、自国の市場か米国での上場を模索する動きが出ており、SGXは競争激化に直面している。
SGXの広報担当者は「フィードバックを慎重に検討し、回答者、規制当局、その他利害関係者と協議している」とロイターに電子メールで説明。関心の高さを踏まえて「できるだけ早期に」協議の結果を公表するとしている。
SPACは未上場企業の買収を目的とした上場会社。買収される側の企業はSPACとの合併を通じて短期間で上場することが可能で、高いバリュエーションが見込める。
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