- 2021/09/01 掲載
午後3時のドル小幅高110円前半、米金利上昇で クロス円の円安基調も支え
昨日、1.27%台で推移していた米10年債利回りは、足元では1.32%台後半となり、緩やかに上昇傾向にある。市場では「米10年債利回りが1.3%台で定着すればドル/円も110円台をキープできるのではないか」(国内証券)との意見があり、米長期金利の上昇がドル/円をサポートしている。
ソニーフィナンシャルHD・アナリスト、森本淳太郎氏は、ジャクソンホール会議を無事に通過し、安心感からリスクオンムードが広がっていると話す。きょうは日経平均が360円超高となるなど、堅調な展開になった。
「為替市場ではクロス円を中心に円安傾向が強まり、ドル/円もつられて円安基調になっているようだ」(森本氏)という。
また、国内では自民党総裁選や衆議院選挙など政治イベントを控えている。市場からは「仮に衆院選で自民党が大敗する事態になった場合は、多少、円高に反応するなど動きはあるかもしれないが、国内の政治イベントが為替相場に大きな影響を与える可能性は低いのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 110.21/23 1.1798/02 130.03/07
午前9時現在 110.05/07 1.1807/11 129.95/99
NY午後5時 110.02/05 1.1807/11 129.88/92
PR
PR
PR