- 2021/09/01 掲載
JR西、公募増資で財務基盤を強化 最大2786億円を調達
[東京 1日 ロイター] - 西日本旅客鉄道(JR西日本)は1日、国内外の公募増資などで最大2786億円を調達すると発表した。同社は新型コロナウイルスの影響で2期連続の大幅な最終赤字を計上する見通し。毀損した財務基盤を強化する。
発行株式数は最大およそ5266万株増加する。希薄化率は21.58%。発行価格は13─15日のいずれかの日に決定する。
調達した資金は省力化設備や新たな車両の導入、大阪駅や広島駅の周辺開発事業などに充てる。
JR西日本は新型コロナによる旅客需要の激減で業績が落ち込み、2021年3月期は2332億円の最終赤字を計上した。22年3月期は815億─1165億円の最終赤字を見込んでいる。
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