- 2021/09/01 掲載
イオン、スーパーのフジを傘下に=MV西日本と統合、中四国500店へ
イオンは1日、スーパー子会社のマックスバリュ(MV)西日本と出資先のフジが2022年3月に持ち株会社を設立し、経営統合すると発表した。24年3月には合併し、中国・四国地方を中心に約500店舗を展開する新会社が誕生する。少子高齢化と人口減少で地域経済が衰退する中、シェア拡大により競争力を強化するのが狙いだ。
MV西日本は中四国や兵庫県で400店舗近く、フジは中四国で約100店舗を運営している。経営統合により物流網の効率化や仕入れ原価の低減、プライベートブランド(PB)の販売拡大を見込む。屋号や店舗網は当面維持する。イオンの岡田元也会長は東京都内での記者会見で「中四国9県で人口1100万人。十分に大きな市場だ」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕マックスバリュ西日本とフジの経営統合を発表したイオンの岡田元也会長(左から2人目)ら=1日午後、東京都千代田区
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