- 2021/09/02 掲載
電鉄株が総じて軟調、JR西の公募増資から連想売り
[東京 2日 ロイター] - 2日の株式市場で、電鉄株が総じて軟調。JR東日本、西武ホールディングスなどが大幅安となり、小田急電鉄、京王電鉄が年初来安値を更新した。午前9時55分現在、東証33業種で陸運業が値下がり率第1位となっている。前日に公募増資を発表したJR西日本に売りが集中。他の電鉄株にも連想売りが広がった。
市場では「JR西日本の公募増資は毀損した財務基盤を強化する目的が明らかであるため、他の電鉄株も同様の動きがあるとの警戒感が広がった格好。電鉄業界はコロナ禍の影響によって厳しい状況にあることが改めて確認された」(国内証券)との指摘もある。
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