• 2021/09/07 掲載

アリアンツのファンド巨額損失問題、独金融当局が調査=関係者

ロイター

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[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)は、保険大手アリアンツの米投資ファンドで巨額損失問題が昨年発生したことを受けて、同社の調査を開始した。事情を直接知る複数の関係者がロイターに明らかにした。

アリアンツは、「ストラクチャード・アルファ・ファンド」を巡り、投資家から訴訟を起こされているほか、米司法省や米証券取引委員会(SEC)が調査に乗り出している。

アリアンツの運用資産は2兆4000億ドル(2兆9000億ドル)と世界有数の規模。運用は、債券運用大手ピムコとアリアンツ・グローバル・インベスターズが行っている。

関係者によると、BaFinの調査は複数の部門が対象。ファンド事業以外の部門の幹部が、巨額損失に至る経緯をどの程度知っていたかや、関与していたかを調査しているという。

アリアンツの広報担当者は7日、BaFinとはストラクチャード・アルファ・ファンドを含むあらゆる事案で定期的に連絡しているとし、「全く通常のプロセスだ」と述べた。

関係筋によると、BaFinの調査は現在、事実確認の段階だが、アリアンツが米司法省の調査開始を8月1日に発表して以降、調査が加速しているという。

アリアンツは先月、米司法省の調査を受けて、問題のファンドに関連したリスクを再評価し、それが将来の業績にかなり影響する可能性があると結論付けたと説明した。

アリアンツのファンドは、新型コロナウイルスのパンデミックを受けた市場混乱で価値が急落。アリアンツは昨年3月に2つのファンドを閉鎖した。

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