- 2021/09/08 掲載
非上場化で投資家と対話=追加の取締役選定に「数カ月」―東芝
東芝の取締役会は8日、企業価値の向上に向けた非上場化の実現可能性を検証するため、投資ファンドなど投資家と対話していることを明らかにした。また、追加の社外取締役選任については数カ月はかかるとの見通しを示した。同社は年内に臨時株主総会を開き、社外取締役選任の承認を得ることを目指している。
東芝は、4月に英投資ファンドから買収提案を受けて以降、一部株主らから非上場化を求められている。このため取締役会は、投資ファンドなどとの対話を進め、非上場化についての理解を東芝が深めようとしていることを強調。ただ、「今後の方向性として何が最適かを決定してはいない」とも指摘した。
【時事通信社】 〔写真説明〕東芝本社=東京都港区
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