- 2021/09/10 掲載
新生銀株、ストップ高=TOB発表のSBIも上昇
10日の東京株式市場では、新生銀行株に買い注文が殺到し、前日比300円ストップ高の1740円に張り付いたまま取引を終えた。前日にインターネット金融大手のSBIホールディングスが1株2000円で新生銀株のTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、買い付け価格にさや寄せした。SBIの株価も7.6%上昇した。
地銀株も買われ、SBIグループが出資している筑波銀行は3.9%高、きらやか銀行と仙台銀行を傘下に持つじもとホールディングスは4.4%高。こうした動きにつれて、スルガ銀行は5.0%高、京都銀行は3.8%高となった。市場では「菅義偉首相の退陣表明でいったん後退した地銀再編期待が再び強まった」(大手証券)との声が聞かれた。
【時事通信社】 〔写真説明〕新生銀行のロゴマーク
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