- 2021/09/11 掲載
FRB、目標の評価方法明確化を=クリーブランド連銀総裁
フィンランド銀行(中央銀行)が主催するオンラインイベントで、当局者がどのようなベンチマークを使用するのかを国民が理解することが重要だと指摘。昨年のパンデミックによる混乱以降、労働市場は「目覚ましい」回復を見せているが、退職者の増加などの変化を受け、全体の労働参加率はパンデミック前の水準に戻らない可能性があるとし、FRBは「体系的」にフォローする指標のリストを定めるべきと述べた。
また、経済指標などの変化が見通しにどのような影響を与えたのかを説明するために連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明でより多くの情報を提供することができるとし、そうすれば声明文は長くなるものの、より有益になるとした。
国内のインフレ率については、今年は高止まる一方、来年には鈍化する可能性があり、見通しへのリスクは上向きとの認識を示した。
メスター総裁は来年のFOMCで投票権を持つ。
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