- 2021/09/16 掲載
アドビ、未来の働き方に関する調査を7カ国で実施
アドビが昨年行った調査( https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202003/20200304_adobe-telework-survey.html)では、判子や書類へのサイン、オフィスに保存してある紙書類を確認するため、6割以上の方がテレワーク中にやむなく出社した経験があると回答しており、このようなオフィスでしかできない紙を使った業務が、テレワーク環境下の仕事効率化の妨げになっていることが考えられます。オフィス外でも効率的に仕事に取り組める環境を整えるためには、社内の紙文書のデジタル化が鍵になることが分かりました。
本調査は、従業員数1,000名以上の企業に勤める男女計3,404名を対象に、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドの7カ国にて、インターネットで実施しました。
今回の調査で明らかになった主な結果は以下の通りです。
〇テレワークの方がオフィス勤務より仕事がはかどる:グローバル平均69.1%、日本42.8%と、調査対象国の中で日本が唯一「テレワークではオフィスほど仕事がはかどらない」が多数派に
〇雑務にかける時間の割合は、日本の35.5%が調査対象国の中で最大
〇効率化したい作業、日本の回答者のTop3は「紙文書の作成・確認作業(71%)」、「ファイル管理(70.6%)」、「ファイル検索(62.6%)」
■テレワークでワークライフバランスが向上、しかし日本ではオフィス外での仕事環境向上が課題に
コロナウイルス感染症拡大の影響でテレワークを導入する企業が増える中、「テレワークによってワークライフバランスは向上しましたか?」の問いに対し、グローバル平均で85.5%、日本でも73.0%が「向上した」と回答しました。
一方で、「オフィス勤務よりテレワークの方が仕事がはかどりますか?」の質問には、グローバル平均で約7割が「そう思う(69.1%)」と答えたのに対し、日本で「そう思う」と回答したのは7カ国中最も低い42.8%に留まりました。このことから、日本の回答者は、テレワーク環境でオフィスほど仕事を効率的に行えていないことが分かります
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