- 2021/09/30 掲載
アンリツ、IoT社会の進展に向け5G評価ソリューションのラインナップを拡充
アンリツは、IoT[※2]機器を評価されるお客さまやパートナーさまと連携し、計測技術と通信知見を活用し社会のスマート化に貢献してまいります。
■背景
これまで、スマートフォンなどの5G先進デバイスのパフォーマンス評価にMT8000Aを幅広く活用いただいております。5Gはスマートフォンのみならず、さまざまなユースケースをサポートしており、特に社会のスマート化が進む中で安定したサービスを支えるインフラ技術として期待されています。
これを実現するためには、インフラの評価のみならず、IoT機器など多様化するデバイスの5G接続性やサービス品質を評価することが重要です。例えばスマートファクトリーやスマートロジスティクスにおいて安定したサービスを実現するためには、ドローンやAMR[※3]、産業ロボット、XR[※4]機器等の単体での品質評価が不可欠です。
しかし、5Gのさまざまなユースケースへの利用が期待される反面、既存のスマートフォン向けの品質評価ソリューションでは、IoT機器向けの品質評価ソリューションとして高機能かつ高コストであるという課題がありました。この課題を解決するために、アンリツは以下のスマートサービスを評価するソリューションを拡充し、お客さまのコストニーズに最適なソリューションをご用意いたしました。
[※1] DX:DX(Digital Transformation)は、2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが提唱したとされる「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という考え。経済産業省は、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」と定義している。
[※2] IoT:IoT(Internet of Things)は、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み。
[※3] AMR:AMR(Autonomous Mobile Robot)は、「自律走行搬送ロボット」と訳されるロボットで、磁気テープなどの誘導体を必要とせず、搭載されたセンサなどの情報から自己位置を推定し、自ら判断して移動する。
[※4] XR:XR(Extended reality)は、コンピュータ技術とウェアラブルによって生成されるすべての現実と仮想の複合環境と人間と機械の相互作用を指す。「X」は、現在または将来の空間コンピューティング技術の変数を表し、拡張現実(AR)、複合現実(MR)、仮想現実(VR)などが含まれる。
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