- 2021/10/08 掲載
インフレ高進は一過性、逆風要因に警戒=レーンECB専務理事
イベントで、インフレ高進の要因の多くが「経済再開関連しており、一過性の要素が大きいと信じるに足る確固たる理由がある」と指摘。財政政策やエネルギーショックからの逆風が見込まれ、インフレ率が目標を大幅に上回る水準で恒常的に推移するには程遠いとした。
また、今年のインフレ高進によって賃金が一時的に上昇したとしてもECBが金融引き締めに拍車をかけることはないと指摘。「賃金が上昇し一時的に釣り合いを取ったとしても恒久的な高インフレを固定するものではなく対応は必要ない。労働市場の動向を見極める時間があり、そのための忍耐力も持ち合わせている」と述べた。
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