- 2021/10/13 掲載
東証テラを特設注意銘柄に=コロナ薬開発で虚偽
東京証券取引所は13日、ジャスダック上場のテラを14日付で特設注意市場銘柄に指定すると発表した。新型コロナウイルス治療薬の開発をめぐり虚偽の開示を重ね、投資家の信頼を損ねたと判断した。上場契約違約金2000万円も徴求する。
同社は、昨年4月から今年2月にかけて開示したメキシコにおけるコロナ薬の臨床試験や薬事承認などに関する24件の発表で、事実と異なるか、その恐れがある内容を記載。一連の事実関係に疑いがあるとの報道などを受け、今年9月に訂正していた。
特設注意市場銘柄の指定を受け、東証から内部管理体制の改善を認められなければ、テラは上場廃止となる。
【時事通信社】
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