- 2021/10/20 掲載
英Arm、「Arm 5G Solutions Lab」を発表
Armのインフラストラクチャ事業部門シニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるクリス・バーギー(Chris Bergey)は、次のように述べています。「Open RANコミュニティの驚異的な勢いを考えると、プライベート・ネットワークの導入を計画中の通信事業者や企業には、マルチベンダー・プラットフォームを容易に利用できる環境が必要であると考えています。スモールセル、マクロセル、プライベート5Gネットワーク、クラウドRAN、RANインテリジェントコントローラー(RIC)、コアネットワークなど一連の主要ユースケースを対象に、ソリューションを検証して新技術への確証を得られるよう、当ラボではパートナーと通信事業者にセキュアなアクセス環境を提供していきます」
今年は、5Gの普及において画期的な年となりました。すでに世界60以上の市場( https://gsacom.com/press-release/5g-commercial-networks-are-now-live-in-more-than-60-countries/)で商用5Gネットワークが稼働しており、さらに5Gの接続数は今年末までに全世界で6億9,200万にも達すると予測( https://www.globenewswire.com/news-release/2021/09/22/2301608/0/en/Global-5G-Connections-Are-Growing-Rapidly.html)されています。しかし、これはまだ始まりに過ぎず、今後数年間で5Gの真の可能性を実現するためには、より多くのインフラが必要となり、その大部分にArmベースチップの採用が見込まれます。これらのネットワークは、より複雑な技術要件の充足、プロビジョニングの改善、サービス強化のために進化し、新たな活用例や収益源を生み出す源泉となります。
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