• 2021/10/21 掲載

バークレイズ、第3四半期は利益倍増 助言・株式業務が好調

ロイター

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[ロンドン 21日 ロイター] - 英銀大手バークレイズが21日発表した第3・四半期決算は、税引き前利益が倍増し、市場予想を上回った。助言業務や株式トレーディングが好調だった。

第3・四半期の税引き前利益は20億ポンド(28億ドル)で、市場予想の16億ポンドを上回った。前年同期は11億ポンドだった。米国事業が利益の半分を稼いだ。

1ー9月の助言・株式業務の業績は過去最高。投資銀行部門の株主資本利益率(ROE)は16.4%と、前年同期の10.5%を上回った。

同行のジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は「投資銀行部門が引き続き強みを発揮したが、個人消費が回復している形跡があり、金利環境がより望ましい状態になる初期の兆候が見られる」と述べた。

同CEOは、国内のインフレ進行について、経済が成長する限り、年間インフレ率が最大4%に達しても、同行にとってプラスとなる可能性があるとの認識を示した。

政府の企業支援策を受けて、貸倒引当金を6億2200万ポンド戻し入れたことも寄与した。

第3・四半期の助言による投資銀行手数料は9億7100万ポンドで、前年同期の6億1000万ポンドから増加。株式業務の利益は10%増加した。

債券・為替・商品(FICC)部門の利益は8億0300万ポンドと、前年同期の10億ポンドを下回った。世界的な低金利で債券のスプレッドが縮小し、顧客の需要が前年同期比で減少したことが響いた。

同行は、新型コロナウイルスの流行後、オンラインバンキングの利用が増えていることを受けて、国内の支店を追加で閉鎖する可能性があることを示唆。

タシャー・モーザリア財務担当幹部は「計画がまとまってから詳細を明らかにする。私に言えるのはデジタル化が進むということだ」と述べた。

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