- 2021/10/29 掲載
米メルク、コロナ経口薬売り上げは来年末までに50─70億ドル見込む
デイビス最高経営責任者(CEO)はインタビューで、50─70億ドルという予想は、締結済み、あるいは締結の確度が高い地域などに基づいたものであり、さらに増大する可能性があると指摘。予防にも有効であることがわかれば、需要が急増する可能性があると述べた。
今年の売上高は5─10億ドルを見込む。利益は提携先の米リッジバックと等分する。
さらに同社は、抗がん剤「キイトルーダ」の第3・四半期の需要が好調だったことと、HPVワクチン「ガーダシル」の売り上げが68%増加したことを受けて、通期の調整後1株当たり利益予想を5.65─5.70ドルに上方修正した。従来予想は5.47─5.57ドルだった。この予想には、モルヌピラビルの潜在的な寄与は含まれない。
同社株は中盤の取引で5%超上昇して推移している。
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