- 2021/11/02 掲載
英スタンチャート、第3四半期利益が前年から倍増 不良債権縮小で
法定税引き前利益は9億9600万ドル。前年同期の4億3500万ドルから倍増したほか、同行がまとめたアナリスト16人の予想平均(9億4200万ドル)を上回った。
同行はアジア、アフリカ、中東に注力しており、信用減損費用が1億0700万ドルと、前年同期の3億5300万ドルから減少した。
第4・四半期も信用減損が低水準にとどまるとの見通しを示しつつ、回復がまだら模様となる中、引き続き警戒は怠らないとした。
第3・四半期は11%の増益となった金融市場トレーディング事業に後押しされた。
同行はまた、恒大問題に見舞われる中国の不動産セクターに42億ドルのエクスポージャーを抱えていると説明。「最近の動向の潜在的な二次的影響を注視し続ける」とした。
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