- 2021/11/02 掲載
前場の日経平均は反落、FOMCと祝日控え模様眺め
1日の米国株式市場では主要株価指数が終値ベースで最高値を更新した。テスラやエネルギー株が上昇を主導し、ダウ工業株30種は取引時間中に初めて3万6000ドルを突破する場面もあった。
日本株は、前日に大幅上昇したことから利益確定売りが先行してスタート。売りが一巡すると、好決算が相次いでいることを手掛かりに徐々に戻り歩調となった。取引時間中に業績見通しの上方修正を発表した丸紅が買われるなど、好業績に対する感応度は高い。
ただ「FOMCを控える一方、祝日前であることから、徐々に見送りムードが強くなるのではないか」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声もあり、小幅な値動きとなっている。
TOPIXは0.44%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3561億1400万円と細っている。東証33業種では、保険業、不動産業、非鉄金属などが値下がりし、空運業、海運業、卸売業などが上昇した。
個別では、TDKなど前日に好決算を発表した銘柄の上昇が目立ったほか、ANAホールディングスも堅調だが、レーザーテックはさえない。
東証1部の騰落数は、値上がりが699銘柄、値下がりが1370銘柄、変わらずが 112銘柄だった。
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