- 2021/11/02 掲載
ヤフー親会社、35%増収=LINE統合と広告回復で―中間決算
ヤフーとLINEを傘下に持つZホールディングス(HD)が2日発表した2021年9月中間連結決算(国際会計基準)は、売上高に当たる売上収益が前年同期比34.8%増の7509億円、純利益は18.3%増の542億円だった。今年3月のLINEとの統合効果や広告需要の回復により、大幅な増収増益となった。
スマートフォン決済「PayPay(ペイペイ)」の取扱高は、利用者数の拡大や利用頻度の増加で、67.5%増の2兆4452億円だった。中小の加盟店に無料で提供してきた決済システム利用の手数料を10月から有料化したが、ZHDの川辺健太郎社長はオンライン形式で開いた決算説明会で、「(加盟店解約の)影響は想定よりも非常に小さい」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕Zホールディングス(HD)の川辺健太郎社長=3月1日、東京都港区
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