- 2021/11/11 掲載
テスラ株が時間外取引で2%高、マスク氏が株式売却発表
[10日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は10日付の規制当局への提出文書で、保有株式を売却したことを明らかにした。
テスラ株は、引け後の時間外取引で2%上昇した。
提出文書は株式売却について、約215万株を購入するストックオプションの行使に関連した源泉徴収義務を果たすためと説明した。
マスク氏は週末、保有するテスラ株約10%を売却すべきか賛否を問う投票をツイッター上で行い、57.9%が売却を支持する結果になった。
これを受けて今週のテスラ株は下落し、時価総額1500億ドルを失ったが、個人投資家は買い越している。バンダ・リサーチによると、個人投資家の売買状況は8日と9日に1億5700万ドルの買い越しだった。10日の通常取引では4.3%上昇していた。
投資運用会社インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏は「会社自体は力強い業績を上げ、好調だ。それがすぐに衰えることはないだろう」と述べた。
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