- 2021/11/11 掲載
新規上場の米新興EVリビアン、時価総額が一時1000億ドル突破
米自動車メーカーの時価総額としては、EV大手テスラの1兆0100億ドルに次ぐ2番目の大きさとなった。新興企業にもかかわらず、ゼネラル・モーターズ(GM)の850億ドル、フォード・モーターの770億ドルのほか、ルーシッド・グループの650億ドルも上回った。
株価は公開価格の78ドルを大きく上回る106.75ドルの初値を付け、その後さらに119.46ドルまで上昇した。終値は29.1%高の100.73ドルだった。
ピッチブックのシニアアナリスト、アサド・フセイン氏は「リビアンのIPOは、電動化とモビリティー技術に対する投資家の強い関心を示すものだ」と述べた。
リビアンはIPOで約120億ドルを調達。今年のIPOとしては世界最大となった。調達額はオーバーアロットメントが行使された場合、137億ドルに拡大する可能性がある。
アマゾンはリビアンの株式20%保有する最大株主。リビアンにはフォードも約12%出資している。フォードは保有株に関する計画に言及しなかった。
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