- 2021/11/28 掲載
JAM、ベア6000円要求へ=中小の機械・金属労組―22年春闘
機械・金属産業の中小企業労働組合が加盟する「ものづくり産業労働組合(JAM)」が、2022年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求基準を前年と同水準の月6000円とする案を固めたことが27日、分かった。JAMは、連合で初の女性会長となった芳野友子氏の出身母体。来月の中央討論集会を経て、来年1月の中央委員会で正式に決定する。
21年春闘では、大手企業と中小企業の賃金格差が前年の72円から350円(連合集計)に拡大するなど、新型コロナウイルス禍の影響が浮き彫りとなった。政府は賃上げを実施する中小企業への税制優遇措置を強化するなど、中小企業の賃金水準引き上げを後押しする方針。JAMもベア要求を掲げて大企業との格差是正に取り組む。
【時事通信社】
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