- 2021/12/08 掲載
UAゼンセン、ベア2%要求=22年春闘、コロナ禍前と同じ
繊維、流通、外食などの労働組合で構成する連合傘下最大の産業別労働組合、UAゼンセン(組合員約182万人)は8日、2022年春闘の要求案を公表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)の統一要求は「2%基準」とし、コロナ禍前の20年春闘まで掲げていた方針に戻す。来月20日の中央委員会で正式決定する。
松浦昭彦会長は記者会見し、コロナ禍の影響には「一定の落ち着きがある」と語り、賃上げを強く求めていく姿勢を示した。前回の21年春闘では、コロナ禍の影響が深刻化した外食産業などに配慮し、「2%までの幅を目標」としていた。
【時事通信社】
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