- 2021/12/14 掲載
スイス中銀、介入強化か 要求払い預金増加額が7カ月ぶり高水準
SNBのデータによると、先週の要求払い預金は7227億1800万フランと前の週の7203億3600万フランから増加した。
SNBはコメントを控えた。
HSBCはノートで「SNBはスイスフラン高に対する取り組みを強化しているようだ」と指摘。SNBのジョルダン総裁はスイスフランが達した水準よりもその上昇スピードを懸念しているもようとし、「ユーロ/スイスフランのここ12週間の下げはペッグ解除以降で最も速かった」と述べた。
UBSのエコノミスト、アレッサンドロ・ビー氏は要求払い預金の増加は、ユーロ/スイスフランが短期的に1.04フランを下回ることをSNBが望んでいないことを示すとした。
また、J・サフラ・サラシンのエコノミスト、カルステン・ジュニウス氏は、スイスフランが対ユーロで1.03フランに接近した場合、今後数週間以内にSNBが一段と強力な介入を行うと見込んだ。
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