- 2021/12/16 掲載
脱炭素新戦略、検討開始=エネルギー転換へ具体策、来年6月にも―経産省
経済産業省は16日、岸田文雄首相が掲げる脱炭素社会に向けた新戦略「クリーンエネルギー戦略」の策定に向けた有識者会議の初会合を開き、議論を開始した。電力会社など供給側だけでなく、産業界など需要側も含めたエネルギー転換に向けた具体的な方策を検討し、来年6月をめどに取りまとめる。
首相は10月の所信表明演説で、「温暖化対策を成長につなげるクリーンエネルギー戦略を策定し、強力に推進する」と表明した。新戦略では、菅前政権時にまとめたグリーン成長戦略や、2030年度に温室効果ガス排出量を13年度比46%削減する目標を明記して岸田政権で閣議決定したエネルギー基本計画をより具体化し、産業構造の転換へ道筋を示す。
【時事通信社】 〔写真説明〕経済産業省の看板
PR
PR
PR