- 2022/01/06 掲載
午後3時のドルは115円後半で下げ渋り、リスク回避でドルと円買われる
FOMC議事要旨については「バランスシート縮小の議論が始められたことも確認でき、タカ派的な姿勢が示された。3月の利上げの可能性も高まっているのではないか」(楽天証券・FXディーリング部、荒地潤氏)との声が聞かれた。
米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が高まる中、米金利は上昇基調となっており、時間外取引で米10年債利回りは1.72%台と高水準で推移している。一方で、金利上昇を株式市場がどこまで許容できるかが今後の焦点になるとの指摘もあり、荒地氏は「金利上昇に伴う株安が続けば、ドル/円にも下押し圧力がかかりやすい」とみている。
前日に公表された全米雇用報告(ADP)が良好な内容だったことで、週末に発表される雇用統計への期待が高まっているとの指摘もあった。トレイダーズ証券の市場部長・井口喜雄氏は「雇用統計への期待が大きい分、市場予想通り程度の内容であればセル・ザ・ファクトで利益確定のドル売りが広がる可能性がある」と予想している。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 115.85/87 1.1307/11 131.02/06
午前9時現在 116.11/13 1.1308/12 131.32/36
NY午後5時 116.10/15 1.1313/15 131.11/15
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