- 2022/01/06 掲載
UBS、香港の従業員を半数ずつ隔週交代出社へ
新型コロナウイルス感染増加を受けた当局の規制強化を受けたもので、ロイターが6日に送付された社内メモを閲覧し、同行の広報担当者も内容を確認した。
香港では感染第5波が懸念されており、当局は一部の航空便乗り入れを2週間禁止したほか、屋内飲食を規制し、プール、バーなどを閉鎖した。
5日に確認された感染者は38人。
メモによるとUBSは従業員に、ウイルス拡散防止のため別の階との往来を最小限にし、他部署と交流しないよう指示している。
このほか、英銀行大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)も今週、6000人の従業員を数組に分けたという。
ニューヨークやロンドンなどの他の金融都市と異なり、香港は「ゼロコロナ政策」を維持しており、域内の銀行はここ数カ月ほぼフル稼働で営業している。
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