• 2022/01/07 掲載

米新規失業保険申請20.7万件に増加、コロナ拡大で改善反転の恐れ

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が6日に発表した1月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比7000件増の20万7000件と、市場の減少予想(19万7000件)に反し、増加に転じた。

新型コロナウイルス感染者急増を受け、失業申請件数は今後数週間かけてさらに増加する可能性がある。しかし、週ごとのボラティリティーを除けば、労働市場はなお引き締まった状況にある。

シティグループのエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「ホリデーシーズン近辺の一部企業による一時閉鎖が失業申請の増加につながった可能性がある」と指摘した。

今回の統計は7日に発表される2021年12月の米雇用統計の調査期間とは重なっていない。ロイターのまとめたエコノミスト調査によると、12月の非農業部門雇用者数は40万人増、失業率は4.1%に改善することが予想されている。

また、米民間雇用調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが発表した米企業による12月の人員削減計画は前月比28.1%増の1万9052人となった。しかし依然として20年の水準を86%下回っている。

シニアバイスプレジデントのアンドリュー・チャレンジャー氏は「新型コロナ感染症の症状の深刻度にかかわらず、感染者数が労働市場に影響するだろう」と述べた。

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが5日発表した昨年12月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が80万7000人増加し、市場予想の40万人増を上回った。2021年末の労働市場の堅調さを示唆した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます